Products
”究極のやわらかさと、エレガンスを求めて”
せっかく何万円も出して高級な靴を買ったのに、足が痛くなった。靴擦れをした。そんな経験はありませんか?
高級靴は見た目の良いものが多い反面、型崩れしないように固い革を使ってガッチリ仕上げていることが少なくありません。
私たちが目指しているのは、「美しく上品で、足にフィットして疲れない靴」です。
そんな靴を作るために、素材の“やわらかさ”は最も重要なポイントでした。
『Velsh』のプロジェクトチームは、試行錯誤と数えきれないサンプル作成の果てに、最高にやわらかな素材を使って、上品な靴に仕上げる製法を生み出しました。
その第一弾として誕生したのが、バレエシューズです。
バレエシューズはシンプルで使いやすいことから、昨今では大変安価なものから超高級ブランドまで多くの商品が市場にあふれています。しかし中には安価な材料を用いただけの極端な「軽さ」や、反発のまるでない屈曲性をアピールポイントにするなど、足や歩行について考えられていないものも散見されます。それは本当に大切な人に履いてもらいたいと思って作られた靴でしょうか?
靴の機能は、スリッパのような手軽さだけではなく、足をしっかり保護し、長時間歩いても足に負担をかけないことだと考えています。わたしたちはその部分を徹底的に考え抜き、比較検討を重ねてこの商品を作り出しました。
スニーカーのように歩きやすく、より上品で、本格的なバレエシューズ。
〈The Softness〉
外側の革には、赤ちゃんの肌のようにやわらかなシープレザー/ゴートレザーを採用。
足にあたるライニング材は、メレンゲのように空気を含んだウレタンとスエードの三層構造になっています。
また、レザーとライニングの接着に特殊な接着剤を用いて通気性を確保したことで、蒸れにくい、天然皮革ならではの快適な履き心地をお楽しみ頂けます。
また、ソール部のクッション材には、低反発と高反発を合わせた3種類4層の衝撃吸収材を使用しています。
〈The Elegance〉
高級シープレザーのきめ細かな美しさを引き立てるために、革の仕上げには塗料を使っていません。
この方法は傷などが目立ちやすいため高価でグレードの高い革を使う必要がありますが、その美しさは格別です。
ライニングには、やわらかなスエードに上品なキルティングを施しました。これにより、足あたりがさらに良くなっています。
そして、ミッドソールには形状記憶性を持つ特殊な強化プラスチックを採用。曲げや変形に強いこの素材は型崩れしにくく、美しい靴のシルエットを保ちます。
〈アーチサポート〉
コンフォートシューズのように見えるアーチサポートを避け、木型そのものを削って上品なアーチを作りました。この“見えない”アーチサポートが毎日の歩行を快適なものにします。
〈通気性〉
レザーとライニングの接着には、特殊な接着剤を用いて通気性を確保。見えない部分にも工夫を重ねることで、蒸れにくい、天然皮革ならではの快適な履き心地をお楽しみいただけます。
〈特殊素材〉
前述のミッドソールは、『Velsh』の特徴的な素材のひとつです。
形状記憶性があるため型崩れしにくいだけでなく、足にフィットして曲がる適度な“柔軟性”と、歩行をサポートする“反発性”をあわせ持ちます。また、水に浮くほど軽く、足に負担をかけないことから、さまざまなスポーツシューズにも採用されています。
かかと部の成型材には、かかとが脱げないようしっかり成型し、かつ靴ずれになりにくいよう固すぎない、ベストなバランスの樹脂配合を選択しています。またこのしっかりとしたかかと部の成型により、手を使わなくても靴の脱ぎ履きがしやすいという効果も生まれています。